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「盆栽」は大人だけの趣味と思ったら大まちがい。「BONSAI」は今や世界共通語になり、世界中にファンがいます。そして、海外には若い「BONSAI」ファンがたくさんいるのです。日本でも暮らしの中に自然の姿を取り入れる「盆栽」は、ずいぶん見直されてきました。地元では、小学生がじっくりと盆栽を育て、自然のこと、植物のこと、土や水、天気や空のことも学んでいます。
香川県高松市鬼無地区から国分寺町端岡地区周辺にかけては、松の盆栽で全国シェアの約8割を占める一大産地。その昔、瀬戸内海沿岸に自生する松は盆栽に適しており、瀬戸内海の松の美しさをまねて、盆栽づくりが始まりました。それは、今から二百数十年ほど前の江戸時代のことです。
その後、この地では松の盆栽づくりの技が磨かれてきました。しかし、戦争中は幼い松を育てていた畑がすべて、食用のための畑になり、盆栽の姿が消えてしまいました。つまり「盆栽」は平和の象徴、豊かな文化を表す歴史のアートです。盆栽センターの周辺には多くの盆栽園が軒を並べ、松を育てる緑の畑があちこちに広がっています。
お隣の国分寺は錦松発祥の地。全国で唯一つの盆栽神社もあります。また、ここは名前の通り、天平の昔に国分寺が置かれたところで、当時の建物を再現した史跡公園や資料館も整備されています。そして、お遍路さんで知られる四国霊場第80番札所国分寺にもお参りしましょう。
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